2022年10月以降に火災保険を契約した場合、復旧義務あり

火災保険の給付金について、修理目的ではない火災保険の申請が多く本来の意図と違うため、2022年10月以降の火災保険からは復旧義務が付与しました

「復旧に関する確約書」という書類を提出すると、修復前に保険金の給付が出来ます。
もし保険金支払い後に復旧をされていない事を確認した場合は、保険金を返還しなくてはいけないという条件になります。

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【平ら】雪国地域(北海道・東北地方・北陸地方)の屋根の特徴! 無落雪屋根のメリット、デメリット【大雪に強い】

屋根の特徴のメリット、デメリットが気になる画像
申請補助のキング
こんにちは、火災保険申請サポート業者のキングと申します。

今回は、「北海道や雪国地域の屋根の特徴! 無落雪屋根のメリット、デメリット」について、解説していきます。

 

北海道や雪国地域の屋根材の種類は、トタン・ガルバリウム鋼板が主流

屋根材の全種類は下記になります。

粘土瓦
セメント瓦
コンクリート瓦
化粧スレート
天然スレート
トタン
ガルバリウム鋼板
銅板
アスファルトシングル

上記の中で北海道や雪国地域では、トタン、ガルバリウム鋼板が主流になります。トタンが選ばれる理由は、下記になります。

①重量が軽い
②耐震性が高い
⑤緩勾配にも対応可

ただし、断熱性や防音性、耐久性が低かったり、傷がつくと一気に錆びやすく塗装が必要のため、現在はガルバリウム鋼板が主流になります。

ガルバリウム鋼板の特徴は下記になります。

①重量が軽い
②耐震性が高い
③金属だが錆びにくい
④防水性が高い
⑤複雑な形状にも対応

 

北海道や雪国地域の屋根の形は、無落雪屋根が主流

北海道や雪国地域の屋根の形は、無落雪屋根が主流になります。

無落雪屋根は、フラットルーフ方式(陸屋根)、勾配屋根方式(切妻屋根など)、スノーダクト方式(バタフライ)があります。

【屋根の形一覧表】

屋根の形の種類一覧12種類の画像

引用元:https://www.weblio.jp/content/%E5%B1%8B%E6%A0%B9

 

北海道や雪国地域の無落雪屋根、フラットルーフ方式とは

フラットルーフ方式とは、陸屋根もしくは平屋根の一種になり、屋根に傾斜を持たせることなく平らな状態の屋根を指します。スノーダクト方式と違い、樋(排水溝)をつくらずに、若干の水勾配を付けることが特徴です。なお、水勾配は1/100程度 ですので、見た目では平らな屋根形状になります。

溶けた雪だけ水となり自然の落とすほか、風で雪を飛ばすことを目的としています。

フラットルーフ方式のメリット

①平らなので、屋根のメンテナンスがしやすい
②平らなので、太陽光発電を設置しやすい

フラットルーフ方式のデメリット

①堆積した雪が氷盤になり、屋根つなぎ部分(ハゼ)が開く可能性があるため屋根防水をしっかりする必要がある
②屋根裏部屋がないため、スペースを有効活用できない
③屋根裏部屋がないため、2階が暑くなりやすい

 

北海道や雪国地域の無落雪屋根、勾配屋根方式とは

勾配屋根方式とは、勾配のついている屋根のことをいい、横桟(よこざん)と呼ばれる雪止めがあるのが特徴です。

溶けた雪だけ水となり、自然におとすことを目的としています。

勾配屋根方式のメリット

①雪や水が溜まらないため、屋根の劣化がしづらい
②雪や水が溜まらないため、雨漏りしづらい

勾配屋根方式のデメリット

①急勾配ですと耐風性が若干弱くなります。

 

北海道や雪国地域の無落雪屋根、スノーダクト方式とは

スノーダクト方式とは、バタフライ屋根の一種になり、屋根の中央に設置されたパイプダクトに向かって、屋根が緩く傾斜した構造を指します。 雪が下に落ちる心配はありません。

溶けた雪だけ水となり、排水溝からパイプダクトおとすことを目的としています。

スノーダクト方式のメリット

①パイプから排水されるため、雪が下に落ちる心配がない
②パイプから排水されるため、つららなどの心配がない

スノーダクト方式のデメリット

①ダクト部分に枯れ葉やゴミが溜まると、雨漏りの原因になります
②ダクト部分に枯れ葉やゴミが溜まると、パイプ破損の原因になります

 

  • この記事を書いた人

サポートキング

火災保険申請サポートについて比較している中の人。築10年を経過した家の不具合を無料で調べられることを利点に、火災保険申請サポートのサービスをオススメします。

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