2022年10月以降に火災保険を契約した場合、復旧義務あり

火災保険の給付金について、修理目的ではない火災保険の申請が多く本来の意図と違うため、2022年10月以降の火災保険からは復旧義務が付与しました

「復旧に関する確約書」という書類を提出すると、修復前に保険金の給付が出来ます。
もし保険金支払い後に復旧をされていない事を確認した場合は、保険金を返還しなくてはいけないという条件になります。

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火災保険が割引される?M構造、T構造、H構造の調べ方と相場

T構造の一軒家の火災保険料を相場と比較している人

当記事ではM構造、T構造、H構造の調べ方と相場について、解説します。

火災保険のM構造、T構造、H構造とは

火災保険のM構造の家

火災保険のM構造、T構造、H構造について解説します。

M構造、T構造、H構造の違い

M構造、T構造、H構造の違いは下記になります。

項目 詳細
M構造 マンション構造の略称。共同住宅で耐火建築物であること。(例:コンクリート造のマンションなど)
T構造 耐火構造の略称。共同住宅で耐火建築物ではない建物。一戸建てで柱がコンクリート、レンガ、石、鉄骨で造られている建物。 一戸建てで耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建物に該当する建物。(例:鉄骨造の一戸建てなど)
H構造 非耐火構造の略称。(例:上記に該当しない木造の一戸建てなど)

※ツーバイフォーなどの省令準耐火構造の住宅は「T構造」に格上げされ、保険料が大幅に安くなり、地震保険への加入もしやすくなります。

 

 

M構造、T構造、H構造の調べ方

分からないことがあって調べる猫

確認方法は保険会社「損保ジャパン」の公式ページにて詳細に分類されていましたので、引用いたします。

重要な点は、「建物の種類」「共同住宅かどうか」「法令上の耐火性能」「法令上の主要構造部」になります。

火災保険のM構造、T構造、H構造の確認方法

引用元:損保ジャパンの公式サイト

耐火建築物とは、建物の主要構造部(柱、梁、床、屋根、壁、階段など)に耐火性能のある材質等が使用されている建物のこと(建築基準法による)。

準耐火建築物とは、耐火建築物の条件を満たしていないが、それに準じた耐火性能がある建築物のこと(建築基準法による)。また、木造だとしても、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に防火戸等を有するなどの設備も準耐火構造に含みます。

省令準耐火建物とは、勤労者財産形成促進法施行令の基準を定める省令に基づく準耐火構造を指します。

 

 

M構造、T構造、H構造の火災保険料の相場

M構造、T構造、H構造の火災保険料の相場のグラフを持つ人

M構造、T構造、H構造の火災保険料の相場は、下記の通りになります。

M構造、T構造、H構造の火災保険料について

耐火性能が高いほど、保険料が安くなります。

項目 詳細
M構造 安い
T構造 平均的
H構造 高い

下記にて簡易的な火災保険料を算出できますので、ご利用ください。

>ソニー損保の火災保険

 

T構造(省令準耐火構造)は割引される

T構造が割引される要因として、耐火構造であることにより被害があまり大きくならないことが挙げられます。

 

木造と鉄骨造、火災保険料の差額はいくら?

木造と鉄骨造、火災保険料の差額は約2倍違うと言われています。
(鉄骨造が年間40万円なら、木造は年間80万円というイメージです。)

 

 

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サポートキング

火災保険申請サポートについて比較している中の人。築10年を経過した家の不具合を無料で調べられることを利点に、火災保険申請サポートのサービスをオススメします。

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